[アップデート] Amazon RedshiftがZero-ETL統合のためのマテリアライズドビューの自動・増分更新をサポートしました

[アップデート] Amazon RedshiftがZero-ETL統合のためのマテリアライズドビューの自動・増分更新をサポートしました

Clock Icon2024.12.15

AWS事業本部コンサルティング部の石川です。Amazon Redshiftが、Zero-ETL統合におけるテーブルに対する自動的かつ増分的に更新可能なマテリアライズドビュー(MV)のサポートが発表されました。

https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2024/12/amazon-redshift-refresh-materialized-views-zero-etl-integrations/

Zero-ETL統合のためのマテリアライズドビューの自動・増分更新をサポートとは

Zero-ETL統合のためのマテリアライズドビューの自動・増分更新をサポートによって、これまで必要だったフルリフレッシュが不要になりました。

最新のデータに基づいた高速なクエリ応答が可能にするには、データの変更を迅速かつ効率的に反映する必要があります。手動でのリフレッシュ操作や複雑なETLプロセスが不要、自動更新により、運用チームの作業負荷が削減されます。

自動更新

基礎となるデータの変更に応じて、マテリアライズドビューを自動的に最新の状態に保ちます。

増分更新

フルリフレッシュではなく、変更された部分のみを更新します。

Zero-ETL統合を開始

Amazon Redshiftに対するZero-ETL統合は様々あります。最初にZero-ETL統合を試すなら、以下のブログが最新の機能を網羅的に紹介しているのでおすすめです。

https://dev.classmethod.jp/articles/amazon-aurora-postgresql-amazon-redshift-zero-etl-ga/

マテリアライズドビューについて詳しく知りたい場合は、下記のブログをご覧ください。

https://dev.classmethod.jp/articles/20200307-amazon-redshift-materialized-views-ga/

最後に

Zero-ETL統合とマテリアライズドビューの組み合わせによって、Amazon Redshiftユーザーは、より効率的なデータ管理と分析が可能になりました。

大量かつ動的なデータセットを扱う分析要件では、この機能は特に有用です。ほぼリアルタイムの洞察を得ながら、運用負荷を軽減することが期待できます。

合わせて読みたい

マテリアライズドビュー関連

https://dev.classmethod.jp/articles/20200307-amazon-redshift-materialized-views-ga/

https://dev.classmethod.jp/articles/amazon-redshift-incremental-refresh-mvs-iceberg/

Amazon Redshiftに対するZero-ETL統合関連

https://dev.classmethod.jp/articles/amazon-aurora-postgresql-amazon-redshift-zero-etl-ga/

https://dev.classmethod.jp/articles/amazon-dynamodb-amazon-redshift-zero-etl/

https://dev.classmethod.jp/articles/amazon-redshift-refresh-interval-zero-etl/

https://dev.classmethod.jp/articles/amazon-redshift-altering-sort-keys-zero-etl/

https://dev.classmethod.jp/articles/amazon-redshift-zero-etl-simple-questions/

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